お金を持っていそうな親戚中を回り、泣きながら頭を下げてお金を借り、絶縁状態だった親にも借り、複数の友人にも頼み込んで借りた。というのは真っ赤な嘘である。そんな借金地獄に陥った人のような行為は必要なかった。
僕は最初からニコニコ現金払いにするつもりだったので、レーシックを受けると決めてから、少しずつ貯めた。確かその時の品川近視クリニックの両目の手術の料金は20万ぐらいだったと思う。クーポンのようなものを使っているので5000円引きだが、焼け石に水と言ってもいいかもしれない。
貯めたといっても、いきなり20万円は貯まらない。これは僕の性格なのだが、急になにか高価なものを買いたくなることがある。パソコンなどはその典型だ。それで僕はいつも少しずつお金を貯めるようにしている。貧乏性といってもいいかもしれない。そのお金を今回の手術に回すことにした。その時は少し前に中古車を購入していたので、あまり残りはなかったが、10万くらいあった。
レーシックを受けると決めてから、月々貯めていたお金の金額を出来るだけ上げ、日々節約して過ごした。検査日の頃にはなんとか20万円近く貯まっていた。これが60万円だったら、もっともっと時間がかかったと思う。ひょっとすると本当に親戚や親や友人たちからお金を借りなければならなかったかもしれない。最悪、手術をあきらめたかもしれない。
今は品川近視クリニックも僕が手術を受けた時より値段が下がっている。人間は年を取るから一概には比べられないとは思うが、少し羨ましい。目の悪い人には、更にお手軽になったと言っていいと思う。
最近は国内旅行よりも海外旅行の方が安くなったと言われるし、パソコンもビスタのSP1が入っているものがほとんどになり、テレビや録画機器も地デジへの切り替えが必要になってきている。しかし、僕が手術前のひどい目で、なおかつ、レーシックを知っていて多少のお金があれば、まず、レーシックの手術にお金を回したと思う。
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